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79巻で李信まで狙われて、「これ、どうすんだよ」と思っていたら――。
キングダム80巻、戦いのスケールがさらにデカくなってきました。
飛信隊だけじゃない。楽華軍、羌瘣軍まで加わった三軍連合。そして、その先にいるのはやっぱり李牧。
趙攻略、いよいよとんでもないところまで来たなと。長く読んできた身としては、ページをめくる前からニヤけてしまう80巻です。
キングダム80巻が発売
『キングダム』80巻は、2026年8月19日発売。原泰久先生による集英社・ヤングジャンプコミックスの新刊です。
- 発売日:2026年8月19日
- 価格:770円(税込)
- 判型:B6判
- ページ数:226ページ
- ISBN:978-4-08-894267-4
舞台は紀元前229年、趙完全攻略戦。集英社公式の言葉を借りれば、「李牧の防衛網を突破せよ!!」という一冊です。
収録話は次の11話。
- 第868話「代の教訓」
- 第869話「大将軍の風格」
- 第870話「大きな戦略」
- 第871話「友軍の献身」
- 第872話「よからぬこと」
- 第873話「中華全土が知る」
- 第874話「三番目の軍」
- 第875話「奥深く」
- 第876話「邯鄲攻城戦」
- 第877話「敵の本隊」
- 第878話「同じ形」
79巻「李信最大のピンチ」から80巻へ
79巻では、中華十弓・青華雲の猛攻が飛信隊、そして李信にまで及びました。
あの危機をどう切り抜けるのか。続きが気になっていた人は多いはずです。
ただ、ここは間違えたくないところ。80巻そのものを「李信、最大のピンチ!」と紹介するのは少し違います。
80巻は、飛信隊が青華雲を討ち取った後から物語が進みます。つまり、李信を襲った危機のその先。戦局は飛信隊だけの戦いから、趙攻略全体を見渡す大きな局面へ移っていきます。
ここからキングダム80巻の内容に触れます。未読の方はご注意ください。
飛信隊・楽華軍・羌瘣軍、三軍連合へ
80巻でまずワクワクしたのが、蒙恬の発案による三軍連合攻撃です。
飛信隊、楽華軍、羌瘣軍。この三軍がそれぞれ動きながら、一つの大きな目的へ向かっていく。
信と蒙恬は若い頃から見てきたし、羌瘣も飛信隊の中でずっと戦ってきた人物です。その三人が、いまや趙攻略の大きな戦局を背負う立場になっている。
「みんな偉くなったなあ」なんて親戚のおっさんみたいな気分にもなるんですが(笑)、同時に、一手の失敗が戦全体を左右する怖さもある。
三軍が揃えば単純に強い、では終わらないのがキングダム。誰がどこで動き、どう噛み合うのか。ここが80巻の大きな見どころでした。
やっぱり李牧が怖い
北部では、李牧が司馬尚軍と、宜安・番吾からなる趙北部軍を使い、王翦軍を挟撃しようと動きます。それを阻止するために立ちはだかるのが玉鳳軍です。
ここまでは作中で描かれる戦況の話。
で、ここからは個人的な感想ですが、やっぱり李牧がいるだけで簡単に終わる気がしません。
秦軍が前へ進んで「いけるか?」と思ったところで、もっと大きな盤面を見ている。李牧の怖さは、目の前の強さだけじゃなく、気づいた時には別の場所で包囲の形ができているところなんですよね。
司馬尚軍に趙北部軍、そこへ王翦軍と玉鳳軍。名前を並べるだけでも戦場の広さが伝わってきます。
ついに「邯鄲攻城戦」
第876話の正式タイトルは「邯鄲攻城戦」。
この文字を見ただけで、「とうとうここまで来たか」と思いました。
キングダムを1巻から読んできて、趙との戦いも李牧との因縁もずっと積み重なってきた。その先にある王都・邯鄲が、いよいよ話数タイトルにまで出てくる。
もちろん、タイトルだけから具体的な戦闘内容を勝手に膨らませることはできません。それでも、物語が本丸に近づいている感覚は十分すぎるほどあります。
趙攻略が「いつかの大目標」ではなく、目の前の戦いになってきた。この重みは長年の読者ほど大きいと思います。
キングダム80巻を読んだ感想
キングダムも80巻か。
本棚に並んだ冊数を見ると、よくここまで読んできたなと思います。でも、不思議と「まだ続くの?」という感じにはならない。
むしろ80巻まで来ても、次が気になる。
信たちが大きな軍を動かす立場になり、王翦や李牧の戦略がさらに大きなスケールでぶつかる。積み重ねてきた時間があるから、三軍連合の一言だけでも熱くなるんですよね。
そして、李牧がいる。これが一番でかい。
趙攻略がいよいよ本丸へ近づいているのに、まったく簡単に終わる気がしない。だからまだ読みたい。80巻は、李信を襲った危機のその先から、戦いがもう一段大きくなる巻でした。
キングダム80巻を読む
79巻の危機を越え、飛信隊・楽華軍・羌瘣軍の三軍連合へ。そして李牧の防衛網、その先の邯鄲へ。
「ついにここまで来たか」を味わいたい人は、ぜひ80巻を手に取ってみてください。

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