未明、ワンコに起こされた。
「朝ごはんには、まだ早すぎるだろ…。」
そう思いながら眠い目をこすり、何気なくスマホで証券口座を開いた。
「あれ?」
さっきまで含み益だったFXの利益が、ほぼゼロになっている。
慌ててチャートを開くと、ドル円が急落していた。
「何が起きた?」
ニュースを確認すると、市場では日本政府・日銀による為替介入観測が広がっていた。
正直に思った。
「これは買い増ししておこう。」
もちろん、この判断が正しいとは限らない。
このまま円高が進む可能性もあるし、再び円安へ戻る可能性もある。
ただ、日本とアメリカの金利差など、円安を支えてきた根本的な要因が大きく変わったわけではない。
そう考えると、一時的な急落は長期目線ではチャンスになる可能性もある。
それにしても…
今回一番早く相場の異変を教えてくれたのは、ニュースでもAIでもなく、うちのワンコでした(笑)。
7月30日夜から31日未明に何が起きたのか
7月30日のドル円は163円台で推移していました。
しかし海外市場に入ると、ドル売り・円買いが一気に進み、160円を割り込み、一時157円台まで急落。
数日前の164円近辺から見ると、およそ6円もの円高です。
これほど短時間で大きく動いたことから、市場では日本政府・日銀による円買い介入ではないかという見方が急速に広がりました。
※記事執筆時点では政府から正式な発表はありません。
ドル円の動き
| 時間 | ドル円 | 状況 |
|---|---|---|
| 数日前 | 約164円 | 円安が進行 |
| 7月30日夜 | 163円台 | 海外市場開始 |
| 深夜 | 160円割れ | 急激な円買い |
| 未明 | 一時157円台 | 介入観測が拡大 |
日本経済は世界の巨大マネーに弄ばれている?
今回の相場を見て率直に感じたことがあります。
日本経済そのものが、世界の巨大マネーに弄ばれているように見える。
円安が進めば、ガソリンや電気代、食料品など輸入品の価格が上がる。
生活費も企業の仕入れ価格も上昇する。
すると政府は巨額の資金を使って円を買い、ドルを売る。
その瞬間は円高になります。
しかし時間が経つと、また円が売られ、元の水準へ戻っていく。
この繰り返しです。
2026年春には約11.7兆円という過去最大規模の為替介入が行われました。
それでも数か月後には再び164円近くまで円安が進みました。
一時的に流れを変えることはできても、長期的な流れを変えるのは簡単ではありません。
円はなぜ売られるのか
大きな理由の一つは、日本とアメリカの金利差です。
金利の低い円を借り、高い金利が期待できるドル資産へ投資する。
いわゆる「円キャリートレード」です。
この流れが続く限り、介入だけで円安を止め続けるのは難しいと言われています。
私たちの生活への影響
為替は投資家だけの話ではありません。
- ガソリン代
- 電気代
- 食料品
- Apple製品などの輸入品
- 海外旅行
- 美容室で使う薬剤や商材
円高・円安は、日常生活や仕事にも大きく影響します。
だからこそ、為替はニュースで終わらせず、自分の生活と結び付けて見ることが大切だと思っています。
今後の注目ポイント
今回、本当に為替介入だったのかは、後日公表される財務省のデータで確認できます。
そして重要なのは、
- この円高が続くのか。
- 再び160円台へ戻るのか。
- 日米の金利差がどう変化するのか。
短期的な値動きだけでなく、その先を見ることが重要です。
まとめ
未明にワンコに起こされ、何気なく開いた証券口座。
そこから始まった今回の相場急変。
世界の巨大マネーが動けば、日本円も大きく揺れます。
そして、その影響を受けるのは投資家だけではありません。
ガソリン代、食料品、住宅ローン、事業の仕入れ価格まで、私たちの生活に直結しています。
今回の急落が一時的なものなのか、それとも大きな流れの転換点なのか。
これからも相場だけでなく、その背景まで追いかけていこうと思います。
…それにしても、今回のMVPはニュースでもAIでもなく、うちのワンコでした(笑)。

コメント